呼吸効率の向上をめざして〜便利なアイテムに頼っちゃう【その１】

ビジトリです。

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中年ランナーの大きな悩みは、「走力の低下」でないでしょうか。わたしもいろいろ考えています。

そこで「走力の低下」というものを分析すると、大きく２つに分かれます。

スピードの低下
スタミナの低減

大会で自己ベスト更新をめざすランナーも、健康維持のためのノンビリランナーも、「走力低下」を少しでも防げれば、余裕が生まれ、楽しいランニングライフを送れますよね。

今回は、スタミナ向上に寄与する、呼吸効率の向上についてフォーカスし、２つのアイテム（ひとつは意外なものです）を紹介します。

今回はその１回目です。

パワーブリーズプラス

パワーブリーズプラスは、横隔膜の強化のトレーニング器具です。

負荷の大きさにより、

緑（低負荷）→青（中負荷）→赤（高負荷）

の３種類がラインナップされていますが、それぞれグリップのところを回すことにより細かい負荷調整が可能なので、一般的なランナーであれば青で十分です。

仕組みはシンプルで、先端のマウスピースをくわえ、口呼吸をします。その際、パワーブリーズプラスが呼吸の抵抗となり、吸気、排気の両方で横隔膜まわりの筋肉に負荷をかけます。これを３０ターン繰り返すと、かなりの疲労感を味わえます。わたしの場合は、その他に肩や首筋の筋肉が痛くなります。自分の呼吸の癖にあわせた強化ができている、と解釈しています。

この器具は、ランナー、バイカーなどのエンデューロ系アスリートはもとより、ボーカリスト、オペラ歌手の方たちのトレーニングでも使われています。

そのトレーニングの時間は、せいぜい２〜３分程度。これを朝、晩、１日２回行うと効果的です。いろいろなレビューを見てみると、早ければ数週間で改善効果があった、という記載もあります。わたしは継続的に行うことにより、苦手な「ゼイゼイハアハア」系のトレーニングの代わりとしています。